りすの本棚

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若者向け政治メディアの不在

こんにちは、りすぼんです。今週末には選挙が行われるということで多少は政治に絡んだことを考えてみました。

 

まず今回の選挙の一番の注目点。

18歳から選挙権が与えられるのが今回の選挙の大きな違いですね。今まで飲酒、喫煙など認可されていない年齢がついに政治に票を投じる時代が来たわけです。

 

でもですね、ニュースで言われている通り若者の政治的関心は非常に薄い。

この原因を私なりにまとめてみました。

 

若者の政治的関心の薄さ

 

1 政治教育の希薄化

2 若者向け政治メディアの不在

3 政治の複雑性

 

この3つがあると考えてみました。一つずつ言及していきます。

 

政治教育の希薄化

政治教育の希薄化は戦後政治の自民党の一党体制が影響していると思います。もちろん、政治的安定は政策の安定などメリットはありますがデメリットもあります。私はメディアを見ていて思うのは私たち日本人の政治に関わる考え方は浅はかではないかということです。これは自民党一党体制が生んだデメリットであり、政治教育の希薄化によって自民党の責任追及を逃れている面です。

 

若者向け政治メディアの不在

そして、私が思うのは若者向け政治メディアの不在。これはかなり大きいのではないでしょうか。検索してみたらヒットしたサイトが1つありました。しかし、今年の2月を最後に更新が止まっています。どうしてでしょうか。

今のネットメディアは新聞社系のメディアがインターネットで発信しているのと一般人が情報を加工するキュレーションメディアが流行っていると感じます。キュレーションメディアってあれ画期的ですよね。誰もが投稿できるし投稿者が違う視点を持った面白いメディアです。一方で、個人(もしくは団体)が発進するメディアで万人に読まれているネットメディアというのは非常に少ないのではないでしょうか。この原因はおそらく、プラットフォームが同じメディアの方が一覧することが簡単だからだと思います。例えば、複数のブログの新しい投稿を確認するためにはいちいちブログが確認しなければいけないので面倒ですよね。もちろん、feedlyなどのアプリ使えば一覧できますけどやはり、特定のブロガーのサイトを見ていると情報に偏りが出てきますよね。政治のブログも定期的に読まれないのはやはりここにも要因があるのではないでしょうか。

 

そう、言いたかったことです。若者向けの政治キュレーションメディアの存在があったら面白いのかなって思います。一人一人が意見を発進することが新しい視点を若者にもたらすことになりますし、政治の意識が上昇するのではないでしょうか。

 

政治の複雑性

最後に政治の複雑性。これって本当にどうしようもないですよね。一人の若者から言わせてもらうと複雑すぎるがゆえに政治全てを俯瞰することができない中で票を投じることには抵抗があるのです。要は逃げです。

ここにも足並みをそろえようとする日本人的な教育の影響が垣間見えますが限定合理性の中での損益分岐点のように若者が政治に票を投じる為の分岐点を下回っているのが現状です。

 

要は何が言いたいかというと若者向け政治キュレーションメディアの提案をしたいと思います。需要は絶対にあると思います。